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映画「ボヘミアン・ラプソディ」

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おめでとうございます!
アカデミー賞『ボヘミアン・ラプソディ』が最多4冠、ラミ・マレックは主演男優賞!

 

 

昨年の12月。既に公開されていて、ジワジワと話題になっていた映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観ました。実は大学時代の親友、勝野君が大のクイーン好きで、しょっちゅう彼の部屋に居候していた僕は、この映画で流れるクイーンの楽曲は、ほとんど耳に覚えがありました。

でも、自分から積極的に聞いたことはないクイーン。バンドの映画を観るほどかな…?と思ってましたが…これはビックリしました!
ただのバンドヒストリーではなく、人間模様、特にフレディ・マーキュリーの生き様が色濃く投影されていて、グイグイ引き込まれました…

以前から感想などnoteにも投稿したいな…と思ってたのですが、少し時間が経ってるし「ま、もういいかな…」て感じでしたが、今回アカデミー賞受賞のニュースが入ったので、いいタイミング!と思い、投稿させていただきます!

(まだ観てない方、近々観る予定のある方は、ネタバレの恐れあり…自己責任でお願いします…)
m(__)m

 

 

 

まずは、フレディの生き様から、成功とは何か、人間とは何か、家族とか何かを考えさせられます。
そして移民差別、セクシュアルマイノリティ、ゾロアスター教…。
こうした逆境こそが、彼の力になりました。

 

音楽レーベル関係者に『君たちは他のバンドと何が違う?』と問われて、
『僕たちには居場所が他にない。音楽だけが僕らの居場所だ』と。
そう、これが強い…。自分たちにはここしかない、という強みですね…。

 

売れた曲を再現しろと言われて、
『僕たちは常に進化する。繰り返しなんて、時間の浪費だ』
常に新しいことに挑戦し続ける姿勢。

 

バンドに戻るとき、
『ミュンヘンの奴らはおれのいいなりだ。でもおれには君たちみたいな勝手なプレイ、不満な顔が必要だ』
バンドメンバーは演奏以外の要素も内包するんですね。
浮き沈みの激しい業界で精神を保たせる、いわば家族的なものなんですね…。

 

成功と引き換えに失うものは多いということ。
平穏な精神や、恋人、友人…。

自身がバイセクシャルであることをメディアに公開され、苦しみ、
さらにエイズを患い、それを直前にバンドメンバーにだけカミングアウトしてからのステージ。
しかも復帰一発目のステージで、準備期間がほとんどない中でも、ステージではひと際輝いていました。

逆境こそが、人を輝かせる。
苦しんだ末に、手に入れたものが。

とにかく、映画でここまで感動したのは、本当に初めてです…。

結局自分のメモのような形になってしまいましたが、お付き合いいただいて、ありがとうございました。

また今後とも、池芳朗のブログを、どうぞよろしくお願いします。
m(__)m

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