新潟 自殺防止ネットワーク

死にたい…自殺を考えているあなたへ

代表ブログ

ゲートキーパー(自殺防止)養成講座にて

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昨日、新潟県三条市水防学習館にて、ゲートキーパー養成講座があり、参加してきました。僕は前回は同講座の別のバージョンに参加したので、今回でゲートキーパー講座は2回目でした。

 

「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、言わば「命の門番」とも位置付けられる人のことです。

 

昨日は全体で20人ほどの参加で、同じグループになった3人の方は、

  • 病院の精神科に勤務しておられる作業療法士の男性。
  • たまたま僕と同じ新潟市西区に住む、地域ボランティアを熱心にされてる還暦の女性。
  • 幼稚園の保健室で、養護教育をしている女性。もとは看護師で、心と体の専門家。認定心理士の資格あり。

という方々でした。講座の合間にあるグループトークでも、それぞれの見地から非常に話が盛り上がりました!
ここからは、昨日の講座での学びをシェアしたいと思います。

 


 

「感覚遮断」の実験

1951年 カナダの心理学者ドナルド・ヘッブ
人間関係のストレスが全くない状態で80-90時間過ごすと、被験者は注意力が散漫になり、思考力が衰える。幻覚 幻聴 妄想が発生する。
→マインドコントロールのテクニックとして悪用されることが多々あり、隠されてる、広まっていない。
引きこもりなど、逃げることも大事なこと。
でも、ずっと孤独ではよくない。
「メシくらいは下に食いに来いよ」が大事。

 


 

体験のワーク「助け合うこと」

草かんむりの漢字をできるだけ書く
→協力することでより大きな成果

 


 

 

腕をクロスして、指上げ。

頭でわかっていても、思うように体が動かない状態。
→この時に、なんて声をかけるのか。
「がんばれ」「元気出して」「君ならできる」「どうしてできないの?」ではない。
「みんな一緒だよ」
「どうしたらいいのか分からないよね」
「何か手伝えることある?」

 


 

アンガーマネジメント

怒りは6秒間だけがピーク アドレナリン分泌 脳内で
6秒 筋弛緩法(拳を握る、肩を大きく上げる)などで緩和される

 


 

自殺対応 危険ラインが見えないから難しい

みんながゲートキーパープロジェクトは、相談所を増やすことで対応するのではなく、それよりも身近な人が気づいて、ゲートキーパーになった方がいい、ということ。

 


 

単純に医療での診断を勧めるだけではない。

単純に医療での診断を勧めるだけではない。行ってください、行ってからまた相談してください、では、自分で行けないから。
だから医療を進めることも大事だけど、まずは寄り添うこと。
アドバイスでもなく、一緒に考える、そんな社会になればいい。

 


 

名前を呼ぶことの大切さ。

名前+挨拶 あなたの存在を認めてますよ、ってこと。
まずは「電話 メッセージ ありがとうございます」つまり、私はあなたの話を聞きますよ、ってこと。受け止めるよ、ってゆうサインとして。
逃げても追わない。
また何かあった時に思い出してくれれば、それでいい。

 


 

傾聴

1 最後の言葉を繰り返す
2 感情の言葉を返す
3 話の要約
4 要約&感情
5 気持ちを汲んで、話す
4と5がカウンセラーの対応。

 


 

なんでお年寄りが同じ話を繰り返すのか。
それは、聞いてもらってないから。
聞いたもらった感がないから、同じ話を何度もする。
周りが付き合ってあげてないから。

 


 

沈黙の50分。
自分から変わる。変わるまで待つ。

 


 

承認欲求 マズロー。
こんな自分に価値がないんですと。そんなことないと伝えること

 


 

子供に、テストの点数で評価しない。まずは見せてくれてありがとう。承認欲求を満たす。自分は親に受け入れてもらってるという感覚を育てるってこと。

 


 

山本五十六

やってみせ 言って聞かせて させてみせ ほめてやらねば 人は動かじ
話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば人は育たず
やっている姿を感謝で見守って 信頼せねば人は実らず

 


 

何かあれば、誰かが悪いではなく、
みんなが自分にもできたことがあったんじゃないか…と考えること。
社会全体で救うってこと。

 


 

以上です。
書ききれないこともたくさんあって、非常に学びの多い講座でした!
今後の活動にしっかり活かしていきます!

読んでいただいて、
お付き合いいただいて、
どうもありがとうございました!

 

〜池 芳朗〜

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